ハオルチア

ハオルチアとは何か?魅力、育て方などのポイントをたっぷりとご紹介します

ハオルチア

みなさん、こんにちは
サンフランです

今日は多肉植物の一つであるハオルチアを特集します
華やかなエケベリアも魅力はありますが、ハオルチアは、また違った魅力がありますよ
もしも興味が湧いたら、一度、ホームセンターで実物を見て、少し触ってみてください
きっと、皆様にとって素敵な出会いがあるかと思います

ハオルチアとは?

「ハオルチア」もしくは「ハオルシア」と呼ばれております
学名が『Haworthia』というラテン語ですので、日本語で発音する際に、名称が違ってくるのは、どうしようもないですね(^^♪

ハオルチアという学名は、イギリスの植物学者であるAdrian Hardy Haworthさん(1768年~1833年)の名前が由来です。多肉植物の著述を行った人物を記念して命名されました

僕個人的な感想ですと、「ハオルチア」と呼んでいるケースが多いため、本ブログでも「ハオルチア」で統一いたします

原産地は南アフリカのケープ地方で、ツルボラン科(ユリ科)・ハオルチア属となります

春秋型の多肉植物であり、大きな特徴は、季節にもよりますが室内でも育てられる点です
多くの多肉植物は太陽の光が必要であるため屋外で育てますが、室内で鑑賞できるのは魅力的ですよね
特に、ベランダなどの屋外スペースが限られている人にとっては、魅力的な多肉植物ではないでしょうか

ご参考までに、我が家では、ハオルチアを屋外で育てています
但し、太陽の光が当たらない日陰に置いています

我が家は小さな一軒家であり、太陽の光が入る場所は限られているため、多くの多肉植物達は、光の当たる場所の争奪戦となっています
そのような環境ですと、太陽の光が不要なハオルチアは、とても有難い存在です

そして、ハオルチアに太陽の光を当てると宝石のようにキラキラと光ります

ハオルチア

実際に、太陽の光をあてたハオルチアの写真です
いかがでしょうか?
実際には、写真でみる数倍以上に、キラキラと光輝いております
多肉植物って、ホント不思議な魅力がたっぷりです

ちなみに、ハオルチアの花言葉は「小さな愛」です
やはり、キラキラと宝石のように輝く所が由来かと思います
大切な方にプレゼントするのにふさわしい多肉植物です
是非とも記念にいかがでしょうか

軟葉系(なんようけい)と硬葉系(こうようけい)とは?

ハオルチアは、大きく軟葉系と硬葉系の2種類に分かれます
その名の通り、葉が柔らかいか、葉が硬いか、が見分ける大きなポイントです

軟葉系

軟葉系の特徴の一つは、葉の先端に日光を取り込むための透き通った窓部分があることです
その窓から光を取り込み光合成をしています

上記の写真をご覧ください
写真の中でキラキラと光っている部分が窓になります

太陽の光を当ててみました
窓の部分がより一層、輝いて見えませんか?
宝石のようなキラキラ感を見ていると、幸せな気分になります

硬葉系

硬葉系の特徴は、葉は硬く、頑丈で、葉先がとがったものが多いところです
写真を見るだけで、葉の硬さイメージできるのではないでしょうか
そして、触ってみると、硬さや強さを実感できます

結果として、軟葉系か硬葉系かは、実物をみることで、瞬時に判断できると思います

もしもホームセンターで、ハオルチアが売っていたら、是非とも、見るだけではなく触ってみてください
軟葉系のツルツルとした触り心地、硬葉系の超ゴツゴツとした逞しい触り心地を感じることで、より一層、ハオルチアへの愛情が深まってきます


ハオルチアを育てる上で気を付けることとは?

ハオルチア

水やりについて

先述したとおり、原産地は南アフリカのケープ地方であり、年間を通じて空気が乾燥している場所でもあります
乾燥した場所でも生息できるよう茎や葉に水を貯えているため、原則、水やりは控えめで良いです

春や秋は、週に1回ぐらいのペースで水やりしております
水を与える時は、ポットの下から水が落ちてくるぐらい水を与えてください

夏や冬は、休眠期にあたるため、ほとんど水を与える必要はありません
夏であれば、一か月に一回程度、涼しい時間帯に少し水やりするぐらいです
冬に関しては、ほとんど水は与えてないと思います
それでも、一年を通して、すくすくと成長していきます

1点注意事項です
水やりする時は、葉に水をかけないでください
株元の土に水を与えてください
仮に、葉に水をかけてしまうと、水分が葉に残り続けることで、葉が腐ってしまったり、太陽の光によって葉焼けを起こすことがあります

仮に、葉に水がかかった場合は、ブロアーや息で吹き飛ばしてください
この注意事項は、ハオルチアだけでなく、他の多肉植物も同様です

置き場所について

一部、先述しておりますが、屋外の半日陰で、風通しの良い場所に置くのがベターです
直射日光には当てないよう工夫してください
我が家では、2階のベランダに置いてますが、基本、直射日光が当たらない場所です
元気に育っておりますよ

冬は注意してください。耐寒が約5°程度なので、住んでいる場所によっては工夫が必要です
対応方法として、「屋内でお世話する方法」や「ハオルチアに防寒ネットをかける方法」などがあります

我が家では、防寒ネットをかけることで冬を過ごしております
とにかく、何かしらの方法で冬を乗り越えられれば、生涯、上手く育てられると思います

結果として、多肉初心者の方にとって、ハオルチアはとても育てやすいと思います
人生最初の多肉植物は、ハオルチアでいかがでしょうか

土について

基本的には、市販されている多肉植物用の土で問題ありません
上級者の方は色々な土をミックスさせますが、初心者の方は市販の土から始めていきましょう

我が家のハオルチアのご紹介

オブツーサ

ハオルチア

「オブツーサ」は、窓と呼ばれる葉に太陽の光が当たると、キラキラと綺麗に見える多肉植物です。また、丸みのある葉も特徴の一つです
和名は、「雫石」です。理由は、葉を雫に例えているからです

花の咲く時期は春頃で、花色は白です
花茎を伸ばして開花します
花をそのまま咲かせておくと栄養を取られてしまうので、種を採る予定がなければ、早めにカットした方が良いです
上記の写真では見切れてますが、我が家のオブツーサは花が咲いておりましたので、カットしたところです

オブツーサは、ハオルチアの中でも人気が高いです
また、ハオルチアの中でも育てやすいため、初心者の方におススメですよ

reddii

ハオルチア

葉の形に個性があり、とても勇ましい葉の形をしております
触り心地も良いですよ
ポットいっぱいに育ってくれたので、どこかで株分けが必要です

ロゼア

ロゼアはプリプリの葉がキュートです
また、ハオルチアの中でも、より丈夫で育てやすいです
こちらもポットいっぱいに育ってくれました
早めに株分けを行います

マルミアーナ

続いてマルミアーナです
活き活きとした緑の長い葉が特徴です
ゴツゴツ感も良いですよ

その他

写真のとおり、これまでに紹介した3つのハオルチアを含め、数種類育てております
どのハオルチアも順調に育っております
多肉植物との暮らしは、最高に楽しいです

さいごに

ハオルチア

初心者の方でも育てやすいハオルチア、いかがだったでしょうか?
気になったら、是非とも、お近くのホームセンターで見てみてください
そして、触ってみてください
間違いなく、皆様を虜にするハオルチアに出合えると思います

最後まで読んで頂き、ありがとうございました
本ブログでは、引き続き、様々な多肉植物の育てる楽しさをお伝えしていきます

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