おはようございます!
サンフランです
みなさん、夏を楽しんでいますか?
あっという間にお盆が近づいてきました
少しでも、子供達との夏の思い出を増やそうと思っている今日この頃です(^^♪
我が家には、名古屋市の小学校に通っているの子供がいます
夏休み中に「夏の生活」と呼ばれている宿題冊子を仕上げる必要があります
「夏の生活」には、「SDGsフィールドへ行こう」という項目があります
複数の施設の中から、行きたい施設をセレクトして、SDGsの取り組みについて学んだことなどを書く項目です
そこで、SDGsフィールドの1つである「稲永ビジターセンター」へ行ってきました
本ブログでは、これから「稲永ビジターセンター」へ行くことを検討している方に対して、概要や雰囲気をお伝えします
ご参考までに、稲永ビジターセンターの徒歩圏内に「名古屋市野鳥観察館」があります
是非とも、こちらにもお立ち寄りください
望遠鏡から多くの野鳥を観察できます!!!
下記ブログで魅力をお伝えしております

東邦ガスのガスエネルギー館に行きました
こちらでもSDGsを学べます

稲永ビジターセンターについて

概要

稲永ビジターセンターは、藤前干潟周辺の環境保全や、適正な利用のための情報発信を行う施設として、2005年(平成17年)に誕生しました
藤前干潟が健全な姿をとどめ、いつまでもたくさんの渡り鳥がやってくる場所であるように、豊かな自然と共に生きる社会を願って稲永ビジターセンターは造らております

海外から稲永ビジターセンターへ来る方々のために、至る所に英語の表記もありました

稲永ビジターセンターは2階建ての施設です

また、稲永ビジターセンターの周りにも、藤前干潟や渡り鳥について学べる掲示があります
この後、雰囲気をお伝えします
開館時間など

- 開館時間:9:00〜16:30
- 休館日:毎週月曜日・第3水曜日・年末年始
- 入館料:無料
アクセス

- あおなみ線「野跡」駅下車。徒歩15分
- バス「野跡駅」バス停下車。徒歩15分
- 稲永公園の駐車場利用可(無料駐車場と有料駐車場があります)

我が家は「中央駐車場(無料)」に車を止めて、野鳥観察館と稲永ビジターセンターへ行きました
上記の写真が中央駐車場です
稲永ビジターセンターの魅力(3点)

藤前干潟について見て学べる



「藤前干潟が何故誕生したのか」
「どんな生き物が住んでいるのか」
「どうしたら藤前干潟を守っていけるのか」
について学ぶことができます
藤前干潟が誕生した経緯を僕なりに要約した結果は以下です
- 藤前干潟がある場所は、日本有数の渡り鳥の中継地であった
- ある時、ごみの埋立候補地になった
- 名古屋市民が立ち上がり、ごみの埋立候補地計画を中止にした
- その後、ラムサール条約(水鳥の生息地として国際的に重要な湿地)に登録された


藤前干潟をごみの埋立候補地から守るため、必死に行動していた姿を思い浮かべることができます
特に、市長への強烈なメッセージは心を打たれました

このような活動を継続した結果として、藤前干潟は日本最大級の渡り鳥渡来地となりました
名古屋に40年近く住んでますが、これまで藤前干潟ことは無知でした
子供たちと一緒に藤前干潟の歴史を学ぶことが出来て良かったです
「行動を継続すれば夢は実現する」ことを実感しました

稲永ビジターセンターから藤前干潟を見ることができます
思う存分、景色を堪能ください
先述しましたが、野鳥観察館に行けば、望遠鏡で野鳥を見ることができます
是非とも、野鳥博物館にも足を運んでください

渡り鳥について学べる




渡り鳥の生態について学べます
一例として、トウネンは北シベリアからオーストラリアまで1万km以上の長距離の渡りをします
トウネンにとって、シベリアとオーストラリアの真ん中にある藤前干潟は、休憩するための大事なスポットとなっております
我が家の子供達もじっくりと文章を読んでいました!
「1万km以上の長距離を移動すること」と「藤前干潟が重要なスポットになっていること」に興味を惹かれておりました



記念写真を撮るスポットもあります
我が家の子供達も記念に写メしました
こちらもお立ち寄りください
国際交流について学べる




平成19年(2007年)5月22日に、名古屋市とオーストラリア・ジロング市は、湿地提携に調印しました
そして、平成29年(2017年)は、名古屋市の中学生の方がジロング市へ派遣しています
名古屋市とオーストラリア・ジロング市の国際交流は初めて知りました
こちらの様子も、子供達は食い入るように見ておりました
「いつかこんな活動をしてみたい」と言っておりました
さいごに

稲永ビジターセンターに行ったことで、藤前干潟の歴史や渡り鳥について知れたことは大きな財産でした
名古屋市民が立ち上がり、藤前干潟のごみの埋立候補地計画を中止したことにより、日本最大級の渡り鳥渡来地となり、オーストラリア・ジロング市と湿地提携に調印したという経緯を知って感動しました!
子供達にとっても、SDGsを学ぶ良いキッカケになったと思います
是非とも「名古屋市野鳥観察館」と「稲永ビジターセンター」をセットで訪問ください
計2時間程度あれば、2つの施設をじっくりと見ることができます
お子様と素敵な経験と思い出を作ってください
では、また!!!