書籍紹介

【書籍紹介】デキる大人の文章力教室(著者:小林洋介)今こそ、日本語を復習しましょう

book

おはようございます。サンフランです

ブログを始めてから、日々、何か書くかの闘いの日々です(^^♪

ただ、これまで培ってきた自己流で文章を書くのではなく、プロの文章術も学んでいこうと思い、手に取った一冊をご紹介します

小林洋介さんの「デキる大人の文章力教室」です

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多くの皆さんと同じように、普段の仕事でも文章を書いています

ただ、あまりキレイな文章ではないと薄々気づいておりました(笑)

そして、同僚の文章を読んでも、心に突き刺さるものはありません

だったら、自分自身で文書術を学んで精度を向上させることで、ブログや仕事に活かしていきたいと思いました(^^♪

本書の概要について

著者について

著者は小林洋介さんです

1977年埼玉県生まれです。2022年現在では45歳です

インターネットで最新情報を確認したところ、現在は、「比治山大学 現代文化学部 言語文化学科 准教授」です

本書について

本書は、2013年に第1版が発行されました

約9年前の書籍ではありますが、日本語がテーマなので、古さはありません

2022年現在でも、僕自身は読むべき一冊であると思いました

全部で175ページです

章構成は以下です

  • 第1章:単語(まずは単語を変えるだけ!)
  • 第2章:文(ちょっとした工夫でわかりやすい文になる!)
  • 第3章:構成(展開を考えれば説得力が上がる!)
  • 第4章:実践(文章に合わせて書き方をアレンジ!)

それでは、本書で重要なポイント5点をご紹介します

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本書の重要なポイント5点について

①正しい日本語とは何か?

本書の冒頭に登場する問いです

答えは、「学術的に正しい日本語は存在しない」です

その理由は、常に変化している日本語に対して、「これが正しい」という厳密なルールを設定することは難しいからです

例えば、1990年代後半〜2000年代生まれの人を表現する「Z世代」は、将来、正式な日本語になるかもしれません(あくまでも例えですよ)

そこで、小林さんは「本書で扱う正しい日本語=相手(読み手)にきちんと伝わる日本語」と定義してます

僕の中では、上記の定義は腹落ちしました。

みなさんは、いかがでしょうか?

②文頭に「なので」「だから」を置かない

僕は、何気なく、文頭に「なので」「だから」を置いてました(^^♪

会社で使うドキュメントでも、文頭に、「なので」「だから」を書く人は多数です

書く側も読む側も、文章に詳しくないので、指摘でいる人がいないのが実情です

正しくは、文頭に「そこで」「したがって」などを用いることです

その他の文頭に置いてはいけない事例を含めた結果は以下です

【NG】「でも」「だけど」「けど」「なので」「だから」

【OK】「しかし」「だが」「けれども」「そこで」「したがって」

③文中で同じ漢字を2回以上使うのは危険

漢字の重複は、意味の重複であるので気を付ける必要があります

多くの人は頭の中で理解していても、結果として、使っている場合があります(^^♪

例えば以下の例です

【NG】「私は自分がポジティブ思考だと自負している」

【OK】「私はポジティブ思考だと自負している」(「自分が」を削除)

【OK】「私は自分がポジティブ思考だと考えている」(「自負」を削除して語尾を修正)

その他の気を付ける例は以下です

「前に前進する」→「前進する」

「お金を借金する」→「借金する」

このような状況を回避するためには、何度も読み返すことが必要です

もしくは、第3者に文章を読んでもらうことでしょうか?

④「の」でたくさんの語句を繋げない

油断すると「の」が沢山入った文になってしまいますよね(^^♪

たまに、1文の中に「の」をたくさん使っている人もいます

大事なことは、「の」の意味が明確になるように、別の語句に置き換えて「の」の数を減らすことです

【NG】フランス日本大使館領事部パーティーでは、国際石油メジャー批判発言が共感を集めた

【OK】在パリ日本大使館領事部におけるパーティーでは、国際石油メジャーに対する批判発言が共感を集めた

結果として、「の」は「における」「による」「に対する」に置き換えて、意味をハッキリさせることが大事です

⑤名詞と動詞を理解する

会社のドキュメントを確認すると、名詞と動詞が一致しないケースが多々あります(^^♪

みなさんも、是非とも、会社のドキュメントをしっかりと見てください

ポイントは、動作しないものが動作する文にならないよう、名詞と動詞を対応させることです

具体例は以下です

【NG】今年の目標はダイエットする。

【OK】今年の目標はダイエットだ。

【OK】今年の目標はダイエットすることである。

こちらも、何度も文章を読み返すことが大事ですね!!!

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さいごに

小林洋介さんの「デキる大人の文章力教室」をご紹介しました

改めてですが、相手(読み手)にきちんと伝わる日本語」を使うのは難しいことだと感じました(^^♪

ただ、これまで何十年と日本語の勉強をしてなかったので、難しいのは当たり前です

本書を読んで実践することで、相手にきちんと伝わる日本語を書けるようになると思います

サンフラン

ブログをキッカケに日本語の書き方について学ぶようになりました

どんどん世界は広がっていきます

日本語を大切にしていきましょう

Enjoy Writing

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