グラフィックレコーディングや図解に興味のあるサンフランです
これからの時代はAIが発展してきますが、グラフィックレコーディングの知識はAIはないと考えています。
言葉をグラフィックに出来る人、シンプルに表現できる人の価値が高まると思います
そこで今回は、「説明がなくても伝わる図解の教科書」を読んでみました
今回も学ぶことが盛りだくさんでした
本書での重要ポイント3点と共にご紹介させて頂きます
ご参考までに、過去に、グラフィックレコーディングの書籍を読んでます
こちらも重宝しております


本書の概要について

著者について
著者は、桐山 岳寛さんです
簡単ですが、ご紹介させて頂きます
- インフォメーション・デザイナー/グラフィック・デザイナー
- 1981年生まれ。東京学芸大学教育学部卒業
- 英国レディング大学大学院修了
- モンゴル国立工業美術学校講師(2011年~2013年)
- 2019年 大同大学 情報学部情報 デザイン学科 着任
大同大学のホームページを見ていたら、下記の記事を発見しました
大活躍のようです
本書の構成について
本書は全部で255ページです
章構成は以下です
- 「図」がすべてを語ってくれる
- 伝わる「図」の5つのポイント
- 「主題」「見せ方」「仕上げ」の3つの山を越える
- 「図」を変えればすべて伝わる
本書での重要ポイント3点について
①伝わる資料づくりに文章力はいらない
- 人が最初に目にするのは「視覚イメージ」である
- 文章が苦手な人にこそ、大きなチャンスがある
- 直感的に分かる資料をつくる
- 話し・伝える手間を省き、理解度を高める
イメージとしては、下記です
とにかく、「絵で伝える、文字はシンプル」です
だから文章力は不要です。絵に注力していきましょう!

②伝わる図の5つのポイント
- 一瞬で伝える
- 親しみやすくする
- 不安を解消する
- 真剣に受け止めてもらう
- 誤解やミスを阻止する
本書を読んでいて、とても面白いなと思ったネタを1つご紹介します
「重要部分=赤文字」という発想をすてることです
重要部分を赤文字にすると、見えずらくなるからです
具体的には、「赤文字は、黒文字に比べて視認性が低い」、「白黒コピーで台無し」などです
僕は、これまで「重要部分=赤文字」で表現してきたので、参考になりました
本書でアドバイス頂いた、赤文字を使わない工夫は以下です

③図を変えればすべて伝わる
- 本書では50ケースの改善例を掲載
- 大切な事は、50ケースを例として、自分なりにアレンジしていくこと
是非とも、本書で50ケースを眺めてみてください
とっても参考になる情報が盛りだくさんです
その中でも、1ケースをご紹介させて頂きます

たまに、資料説明頂く際に、どんだけ資料を説明するんだろうって人がいます
終わりが見えていると安心しますが、終わりが見えてないとイライラします(^^♪
その点で、総数と現在のページ数が分かるだけで、聞き手としてのモチベーションが大きく変わります
さいごに
今回は、「説明がなくても伝わる図解の教科書」をご紹介させて頂きました
僕にとっては、とても面白い内容でした
僕自身の将来を変えてくれる本だと感じます
表現力を広げていくことで、自分自身の価値を高めていきます
Enjoy Writing&drawing